政府は3日、静岡県熱海市の土石流発生を受けて棚橋泰文防災担当相をトップとする特定災害対策本部を設置した。5月施行の改正災害対策基本法で新設され、実際に設置されるのは初。棚橋氏は初会合で、静岡県庁に内閣府の調査チームを派遣したと明らかにした。

 同本部は、首相がトップの「非常災害対策本部」設置に至らない災害に際して置かれ、省庁幹部らで構成。被害状況や各省庁の取り組みに関して情報を共有する。

 棚橋氏は初会合で「自治体からの避難情報に注意し、自らの命を守る行動を優先してほしい」と述べ、被害の発生した地域や警報が出ている地域の住民に引き続き警戒を呼び掛けた。