岐阜県高山市荘川町にある約1億3千万年前の白亜紀前期の地層から、恐竜の卵として国内最古の化石が見つかったと、岐阜県博物館や筑波大(茨城県)などのチームが3日発表した。7月22日から9月12日まで岐阜県博物館で展示される。

 調査を主導した筑波大の大学院生植松里菜さん(22)は「世界的にも卵化石の発見が少ない時代の地層。恐竜の進化や生態を考える上で重要な発見だ」と話した。

 卵の殻の一部を含む化石は計5個あり、殻の部分の大きさは最大1・7センチ、厚さは平均0・5ミリ程度。全長1・5mほどの小型恐竜のものとみられる。鳥類に近いトロオドン科の可能性が高い。