【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は22日に開いた理事会で、金融政策の先行きを示す指針「フォワードガイダンス」を変更した。物価上昇率が一時的に2%から上振れても容認するとし景気回復に向けて大規模緩和を継続する姿勢を強調した。中期的な戦略を8日に公表し、物価目標を柔軟に運用する方針を示したことに対応した。

 新戦略は物価上昇率の目標を「2%弱」から「2%」に改めた。新たな指針は「一時的に目標をやや上回る場合がある」とし2%が上限ではないと明示した。

 ラガルド総裁はオンラインで開いた記者会見で22年1~3月期に経済活動がコロナ禍前の水準に戻ると予測した。