フィリピンを拠点とする特殊詐欺事件で、警視庁捜査2課は22日、首都マニラから日本に移送されたいずれも住所、職業不詳の23~58歳の男8人を窃盗容疑で逮捕した。2019年11月にフィリピン当局が拘束した男36人全員の移送が完了した。一部は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現地に約1年8カ月留め置かれていた。

 8人の逮捕容疑は19年11月、警察官などに成り済まし、東京都渋谷区の60代女性に電話をかけ、国内の受け取り役と共謀してキャッシュカード5枚を盗んだ疑い。

 同課によると、36人はマニラのホテルを拠点に詐欺電話をかける「かけ子」グループだったとみられる。