内閣府は21日の経済財政諮問会議で、中長期の経済財政試算を示した。生産性向上などで高成長を実現すると想定した場合、2025年度時点の財政健全度を示す「基礎的財政収支」は国と地方の合計で2兆9千億円程度の赤字になると見込んだ。社会保障費などの歳出改革を続ければ25年度の黒字化も「視野に入る」とした。

 菅義偉首相は会議で「経済成長を実現し、歳出改革を続けていくことで、25年度に黒字化を実現する姿が示された」と述べた。ただ、こうした見通しに対し、民間エコノミストからは楽観的だとの指摘が出ている。