相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月26日に入所者ら45人が殺傷された事件で、発生5年を前にした20日午後、遺族や犠牲者を知る人たちが、再建されたばかりの園を追悼に訪れた。慰霊碑に刻まれ、氏名が明らかになった山本利和さん=当時(49)=を知る元職員は「5年間の思いをここに置きに来た」と献花。入所者の家族会会長は植松聖死刑囚(31)への「憤りは消えない」と話した。

 園内では同日、追悼式が行われ、家族会の大月和真会長は「19人の尊い命が奪われた。事件の残酷さに対する憤りは消し去ることはできない」と述べた。