死産した双子の男児の遺体を自宅に放置したとして、死体遺棄罪に問われたベトナム人の技能実習生レー・ティ・トゥイ・リン被告(22)の判決で、熊本地裁は20日、無罪主張を退け懲役8月、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。

 杉原崇夫裁判官は、帰国させられることを恐れて被告が1人で思い詰め出産した経緯を「同情の余地が十分にある」と指摘した。

 弁護側は、一時的に遺体を安置しただけで、埋葬する意思はあったと無罪を主張していた。

 判決によると、昨年11月15日ごろ、熊本県芦北町の実習先の自宅で、死産した双子の遺体を段ボール箱に入れ、自室の棚に放置した。