【カイロ共同】シリアのアサド政権軍が反体制派の最終拠点、北西部イドリブ県への攻撃を再開した。長期化した内戦は戦線が膠着し、イドリブ県では昨年3月から停戦が機能していたが、7月に入り政権軍の砲撃で民間人の死傷者が増加。国連は本格的な戦闘が再燃する兆候だと懸念している。

 アサド大統領は17日、4期目の就任式典で「軍が完全な国土解放を成し遂げると確信している」と表明した。これに呼応するように同日、イドリブ県で政権軍の砲撃があり、シリア人権監視団(英国)によると少なくとも11人が死亡した。

 シリア内戦では政権軍が海外の軍事支援を受け、国土の大半を掌握している。