山形県と秋田県を地盤とする地方銀行のフィデアホールディングス(HD、仙台市)と岩手県に地盤のある東北銀行(盛岡市)は2日、来年10月の経営統合に向けた協議を進めると発表し、経営トップが記者会見した。東北銀の村上尚登頭取は「経営体力が安定しているうちに対応するのが最良だ」と述べ、生き残りには規模拡大が必要だとの認識を示した。

 フィデアHD傘下の荘内銀行(山形県鶴岡市)と北都銀行(秋田市)、東北銀はいずれも県内首位ではなく、「第2勢力」が結集した格好。3行は経営統合で「ネットワークが広がる」(北都銀行の伊藤新頭取)とし、顧客企業の販路を拡大する。