地球温暖化が深刻になると、今世紀末に全国のコメの収量が20世紀末と比べ約20%減少するとの研究結果を、農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)のチームが19日、公表した。低品質のコメの割合も増えて、約40%を占めるようになると推計した。高温に加え、二酸化炭素(CO2)濃度の増加が複合的に影響を及ぼすことが判明したという。

 チームは「従来の予測より収量減少や品質低下が深刻になる」と指摘。暑さに強い品種の導入や田植えの時期をずらす対策のほか、CO2の排出削減の必要性を訴えた。