信号がない場所での横断について、全国の警察が全世代を対象に手を上げて渡るよう交通安全教室などで指導し、歩行者の事故防止を図ることが17日、47都道府県警への取材で分かった。警察庁が4月、道交法に基づき交通マナーをまとめた「交通の方法に関する教則」を改正し、歩行者の心得として「手上げ横断」を43年ぶりに復活させたことから、全国一律での動きとなった。

 政府も3月の交通安全基本計画で歩行者の安全確保を「重視すべき視点」としている。死亡事故の中では歩行中が最多で、6月には千葉県八街市で下校中の小学生5人が大型トラックにはねられ死傷した。