【ソウル共同】在韓国日本大使館の相馬弘尚総括公使の不適切発言が17日、日韓間の新たな外交問題に発展した。韓国外務省は同日、相星孝一大使を呼び出して厳重抗議し、日本政府に再発防止に向けた「目に見える措置」を要求した。一部の韓国メディアは、相馬氏を日本に送還すべきだとの意見が出ていると伝えた。

 東京五輪の開会式を23日に控え、日韓では文在寅大統領が訪日するかどうかを巡る議論が平行線をたどっている。韓国側は、文氏訪日の条件とする正式な首脳会談の開催に応じようとしない日本政府に不満を募らせており、不適切発言を機に、外交の主導権を握りたい思惑もありそうだ。