静岡県熱海市伊豆山の大規模土石流は17日、発生から2週間となった。被災地は気温の高い日が続き、暑さ対策が課題となっている。断水が続く住民から夏本番を前に不安の声が漏れ、専門家は衛生環境や体調の悪化に警戒を呼び掛ける。土石流では13人が死亡。市は17日、うち1人の身元を草柳笑子さん(82)と確認した。身元確認は12人目。依然15人が行方不明で、警察や消防などが捜索を続けた。

 土石流が起きた3日以降、市内はほぼ連日、最高気温が25度以上の夏日となる一方、雨の日も多く、捜索現場は「高温多湿の過酷な環境で、熱中症の危険性がある」(消防幹部)という。