東日本大震災の津波で「奇跡の一本松」を残して約7万本の松が流失した岩手県陸前高田市の景勝地・高田松原にある海水浴場が17日、11年ぶりに海開きした。砂浜や防潮堤などの復興事業が完了した。

 長さ約2キロにわたった砂浜は、津波と地盤沈下によって9割が消失。県が砂を運び入れて約1キロを再生した。流失した松林の再生も進み、今年5月までに約4万本を植樹した。

 6月には海開きを前に、岩手県警が高田松原周辺の沼や海岸で震災の行方不明者を捜索。今月11日には、地元の中高生らが砂浜の清掃活動を行った。