司法解剖の検査費を水増し請求し、大阪府警から約5100万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で再逮捕された近畿大法医学教室の元主任教授巽信二容疑者(66)=懲戒解雇=が、請求書など府警に提出する書類の作成を部下だった男性講師に指示していた疑いがあることが17日、関係者への取材で分かった。府警は男性講師からも事情を聴いている。

 府警は巽容疑者の認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、否認している。

 再逮捕容疑は、795件の司法解剖で検査費を過大に請求し、2015年6月~21年3月、計約5100万円を詐取した疑い。