政府は16日、飲食店の新型コロナウイルス感染対策を予約サイトを通じて来店客に評価してもらうアンケートシステムについて、運用を一部見直した上で導入する方向で調整に入った。野党や飲食業界からは「密告」を促す制度だとして撤回を求める声が上がっているが、現時点で応じない方向だ。批判がさらに強まるのは必至で、相次ぎ撤回に追い込まれた酒提供停止対策と同様、迷走が続く可能性がある。

 早ければ7月中に始める計画で準備に入っており、具体的な導入時期は検討する。西村康稔経済再生担当相は「飲食業界の声も聞きながら都道府県と連携し、具体的な運用の在り方を考えたい」と述べた。