大阪府警の依頼で長年司法解剖を請け負ってきた近畿大医学部法医学教室を巡る経費詐欺事件で、司法解剖の検査費を水増し請求し数千万円をだまし取った疑いが強まったとして、府警捜査2課が16日にも、詐欺容疑で元主任教授の医師巽信二容疑者(66)=懲戒解雇=を再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、遺体の組織や薬物摂取の有無などを調べる検査数を実施した数より多く報告書に記載して費用を請求し、だまし取った疑いが持たれている。検査結果を基に作成された鑑定書への影響は確認されていないが、府警が詳しく調べている。