東京五輪の聖火リレーは15日午後も、東京都島しょ部で続いた。新型コロナウイルスの感染者が増加した伊豆大島の大島町では公道走行を中止し、無観客での点火セレモニーを実施。走行予定だったランナーが、39人の犠牲者が出た2013年の土石流災害から復興した町の姿を発信した。

 同町の公園で行われたトーチキスに参加した高校2年の木村すずさん(16)は「災害から町を復興させた島の人たちの姿を多くの人に知ってもらいたい」とランナーを希望。「聖火が思っていたより重くて、たくさんの人の思いを感じた。今も大島を支えてくれている方へ感謝の気持ちを込めた」と笑顔を見せた。