環境省信越自然環境事務所は15日、中央アルプスで繁殖を進めている国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのひな25羽がふ化したことを新たに確認したと発表した。6日までに確認されたひなも含めると計45羽となる。

 同事務所によると、ひなが見つかったのは駒ケ岳周辺など。ひなと雌親の一部はテンなどの捕食者や低温から守るためケージで8月上旬まで保護するなどし、動物園に移送して個体数を増やすかどうか検討する。45羽のうち3羽が既に死んだ。

 ライチョウは中アで絶滅したとみられていたが、雌1羽が2018年、約50年ぶりに見つかった。