【北京共同】中国で当局批判も辞さない「物言う経営者」として知られる河北省保定市の民間企業グループ創業者、孫大午氏(67)と親族らが公共秩序騒乱など九つの罪で起訴され、初公判が15日、同省の裁判所で開かれた。関係者が明らかにした。民間企業への締め付けを強める習近平指導部による見せしめとの見方も出ている。

 孫氏が率いる「大午集団」は従業員9千人余り、傘下企業28社を抱える有力企業グループ。

 孫氏は、当局に迫害される民主活動家を雇用するなどひそかに支援。農家の税負担軽減を求めるなど政治的な言動でも注目を集め、たびたび政府の圧力を受けてきた。