大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市)で「表現の不自由展かんさい」が16日から開かれる。大阪高裁は15日、大阪地裁に続いて会場利用を認める決定を出した。センターには中止を求める脅迫文や不審物が届いており、府警が周辺警備を強化。混乱なく18日の最終日まで開催できるかは見通せない。

 15日に関係者らが作品を会場に搬入。センター前では開催に反対する市民が抗議の声を上げた。高裁決定に対し、センター側は特別抗告する方針だが、最高裁の判断まで高裁の決定が維持される。

 高裁は地裁決定と同様、展示を「憲法上の表現の自由の一環として保障されるべきだ」とした。