三重県教育委員会は15日、生来の髪の色や癖毛の有無を申告させる「地毛証明書」の提出を4月までに全県立高で廃止したものの、その後も12校が地毛に関する報告を生徒や保護者に求めていたとの調査結果を発表した。

 県教委によると、県立高全75校を対象に6月下旬からメールなどで調査したところ、12校が4月以降も新入生に頭髪についての事前アンケートを配布したり、「頭髪についての申し出用紙」の提出を任意で求めたりしていた。

 県教委は「生まれ持った特徴を申告させるのは人権侵害」として、各校の校長や生徒指導担当者が集まる会議の場で校則と実際の指導を一致させるよう通知した。