1945年8月6日に広島で原爆に遭った「被爆ピアノ」の修復を手掛けてきた調律師の矢川光則さん(69)が、広島市安佐南区にある工房の敷地内に「被爆ピアノ資料館」を建設した。15日、開館式が開かれた。

 資料館は木造平屋で約80平方メートル。寄贈を受け修復した被爆ピアノ6台の他、名古屋市と広島県呉市で空襲に遭った2台も展示。ガラス片が刺さった傷などが残る。ピアノに刺さっていたガラス片や、焼け残った楽譜なども並べた。

 開館式には支援者ら約20人が参加。矢川さんは「全国から来ていただき、平和の心を学んでほしい」とあいさつした。