【ロンドン共同】レバノンに逃亡中の元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(67)=会社法違反罪などで起訴=は英BBC放送が14日放送したドキュメンタリー番組で逃亡劇を振り返り、関西空港近くで楽器用の大型の箱に隠れ、空港では「(楽器の)調律を狂わせる」恐れがあることを理由にエックス線検査を免れたと明かした。同被告が逃亡の詳細を告白するのは初めてとみられる。

 番組は「カルロス・ゴーン 最後の飛行」と題し、被告への単独インタビューなどを基に約1時間半で構成。被告は「飛行機が(関西空港の滑走路上を)加速し始めた瞬間、『自由』がもう遠くないと実感した」と回想した。