【パリ共同】フランスを代表する現代芸術家で、日本でも度々展覧会が開かれたクリスチャン・ボルタンスキーさんが14日、がんのため、パリの病院で死去した。76歳だった。フランスメディアが伝えた。

 1944年、パリ生まれ。少年期から独学で絵画を描き始めた。20代から映像や写真を使った作品に取り組み、68年にパリで初の個展を開催。生と死、記憶や忘却を主なテーマとし、インスタレーションなどで人間の苦悩や感情を表現した作品で世界的に活躍した。

 90年代に名古屋市と水戸市で日本初の個展を行い、香川県の豊島に世界中の心臓音を集めた作品「心臓音のアーカイブ」がある。