【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は14日の理事会で、デジタル通貨の導入に向けた本格的な調査を始めることを決めた。実際に導入するかどうかは2年間の調査結果を踏まえて決める。日本や米国、中国などの中銀が調査や実証実験を進める中、取り組みを加速する。

 ECBによると、これまでの予備的な検証では、技術的な障害となる目立った問題は見つからなかった。紙幣に取って代わるのではなく、補完するような存在を目指す。

 ECBのラガルド総裁は声明で「デジタル時代において、市民や企業が最も安全な方法で通貨をやりとりできるようにすることが目的だ」と述べた。