第165回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が14日、東京・築地の料亭新喜楽で開かれ、芥川賞は石沢麻依さん(41)の「貝に続く場所にて」(「群像」6月号)と李琴峰さん(31)の「彼岸花が咲く島」(「文学界」3月号)に、直木賞は佐藤究さん(43)の「テスカトリポカ」(KADOKAWA)と沢田瞳子さん(43)の「星落ちて、なお」(文芸春秋)に決まった。

 李さんは台湾出身で、日本語が母語でない芥川賞作家は、2008年受賞の楊逸さん(中国出身)以来2人目。佐藤さんの作品は今年の山本周五郎賞受賞作で、直木賞とのダブル受賞は04年の熊谷達也さん以来2人目。