熊本市立帯山中学に通い、3年の時にいじめを苦に自殺を図った元生徒の男性(22)が、市に損害賠償を求めた訴訟が14日、熊本地裁で和解した。元生徒の代理人弁護士によると、市がいじめを認めて謝罪し、賠償金60万円を支払う。代理人が同日、記者会見して明らかにした。

 代理人によると、元生徒は同じ部活の同級生にLINE(ライン)で悪口を書かれるなど、1年の時からいじめを受け続け、2014年7月、薬を飲んで自殺を図った。

 会見に同席した元生徒の母親は「息子が和解で心機一転、次のステップへとなればと思う」とコメントした。