高知県奈半利町のふるさと納税を巡る汚職事件で、返礼品業者に便宜を図った見返りに約9300万円を受け取ったとして、収賄罪などに問われた町地方創生課の元課長補佐柏木雄太被告(42)=懲戒免職=は14日、高知地裁(吉井広幸裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を一部否認した。

 起訴状によると、柏木被告は返礼品の肉の加工や仕入れ先などを叔父=贈賄罪で有罪=が営む精肉店に委託した謝礼などで計約9190万円を受領。また同課元課長森岡克博被告(46)=懲戒免職=と共謀し、水産加工会社社長=贈賄罪などで有罪=から謝礼で計約179万円を受け取ったなどとしている。