【ワシントン共同】バイデン米大統領(民主党)は13日、共和党が優勢な各州で続く非白人の投票権を事実上制限する州法制定の動きを主題に演説し「(奴隷制を巡り内戦となった)南北戦争以来、民主主義に対する最も重大な試練に米国は直面している」と述べ、強い危機感を示した。独立宣言や合衆国憲法が起草され「民主主義発祥の地」と呼ばれる東部ペンシルベニア州フィラデルフィアに赴いて訴えた。

 バイデン氏は今年だけで、17州で28本成立したと指摘。南部州で人種差別や隔離を正当化した法律の総称になぞらえ「21世紀のジム・クロウ法による攻撃が現実のものとなった」と強調した。