中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は14日、2021年度地域別最低賃金の水準について、労働者と経営者それぞれの代表と有識者が引き続き未明まで議論を続けたが、いったん打ち切り、同日午前10時現在、再開されていない。厚労省によると、労使の意見の隔たりが大きく難航。協議継続となった。

 20年度の全国平均時給は902円。新型コロナの影響をどう評価するかを焦点に、経営者側は現行水準維持を、労働者側は大幅引き上げを主張。14日中の決着を目指す。

 コロナ禍前は16年度から4年連続で年率3%超の引き上げを実現しており、政府はこの水準を目標に掲げている。