2017年に愛知県一宮市立中学3年の男子生徒=当時(14)=が自殺したのは学校の不適切な指導が原因として、両親が市に損害賠償を求めた訴訟が和解成立で合意したことを受け、中野正康市長が13日、記者会見し「かけがえのない命を守れず遺憾の極み。誠に申し訳ない」と陳謝した。

 市教育委員会が設置した第三者委員会は、教諭や学校との関係の悪化が自殺の一因で、学校の対応が不十分だったとする報告書をまとめていた。市長は「生徒の不安や葛藤に対し(学校が)組織として指導を十分できていなかった」と述べ、再発防止策を徹底すると強調した。