2019年10月に高知地裁で開かれた強盗致傷事件の裁判員裁判の公判中に、吉井広幸裁判長が居眠りしていたことが13日、地裁への取材で分かった。外部からの指摘があり、地裁が調査していたが、本人が居眠りを認めたという。

 同地裁総務課は処分するかどうかは「適切に対処する」と述べるにとどめた。森崎英二所長は「司法に対する国民の信頼を損なうもので、重大事態と受け止めている」とコメントした。

 高知地裁によると、裁判長は刑事部の部総括。被告の弁護人から書記官を通じて居眠りについて苦情があり、当時の所長が本人に「誤解される行為がないように」と注意していた。