大阪府の吉村洋文知事は13日、8月前半に国から各自治体に配分される新型コロナウイルスワクチンの割当量が減らされたことに苦言を呈した。記者団の取材に「大阪市では集団接種を閉鎖するなどワクチンが余っていない。国はもう少し実態を見てほしい」と述べた。

 厚生労働省は全国の接種情報を一元管理する「ワクチン接種記録システム(VRS)」を基に、在庫が余っている市町村の配分量を1割削減するとしている。ただ、入力が遅れている自治体は実際の在庫と一致せず、実態が反映されていないとの指摘もある。

 府内では5市が該当し、大阪市では164箱から148箱への削減が決まった。