宮城県の東北電力女川原発で12日、1号機の廃棄物処理建屋にあるタンク内の硫化水素が別の建屋に漏れ、吸い込んだ20~50代の作業員の男女7人が体調不良となったことが13日、分かった。このうち50代の女性1人がめまいや吐き気を訴え同県石巻市の病院に救急搬送された。中毒症状と診断されたが既に退院。東北電が発表した。

 他の6人は頭痛や不快感を訴え、うち40代の女性1人が経過観察のため13日、新たに入院した。

 東北電によると、タンクには放射線管理区域内で使った作業服の洗濯廃液があり、発生した硫化水素が配管を通じて作業員がいた2号機の制御建屋に漏れたとみられる。