東京都が、東日本大震災や熊本地震の被災地の中高生らを東京五輪の競技観戦に招待する事業を中止したことが13日、都への取材で分かった。都内の全会場が無観客開催となったため。東京パラリンピックについては、今後の新型コロナウイルス感染状況を踏まえ判断する。

 都は大会理念の「復興五輪」の一環として事業を検討。岩手、宮城、福島の東北3県と熊本県のジュニアアスリートや復興に取り組んでいる生徒ら各県が選んだ計千人程度を五輪・パラリンピックの観戦に招待し、ボランティア体験も計画。チケット代や宿泊費を都が負担する予定だった。