【カブール、ワシントン共同】アフガニスタン駐留米軍トップのミラー司令官が12日退任し、アフガンでの作戦指揮権を、中東全体を管轄する米中央軍(司令部・米フロリダ州)のマッケンジー司令官に移譲した。現地で作戦を担う司令官が退き、4月下旬に始まった撤退作業はバイデン政権が目指す8月末までの完了へ大きく前進した。

 アフガンでは反政府武装勢力タリバンが攻勢を強めて各地で支配地域を拡大、治安のさらなる悪化が懸念されている。ミラー氏は首都カブールで開かれた指揮権移譲の式典で「アフガン国民の願いに反して暴力が続く。停止する必要がある」とタリバンに要求した。