【パリ共同】フランスのマクロン大統領は12日テレビ演説し、新型コロナウイルスのデルタ株流行を食い止めるため、ワクチン接種完了か陰性の証明がなければ飲食店や大規模商業施設、病院などを利用できなくする措置を発表した。8月から12歳以上を対象に実施。証明がなければ生活に支障が生じる状況をつくり、強制に近い形で国民に接種を促す。

 鉄道やバス、飛行機での長距離移動にも証明が必要となる。無料だったPCR検査は秋から医師の処方がなければ有料とし、無料のワクチン接種を促進する。

 保健省によると、国内でワクチン接種を既に完了したのは全人口の約40%に当たる約2700万人。