【ローマ共同】国連機関の世界食糧計画(WFP)などは12日、昨年、世界人口の10人に1人に当たる最大8億1100万人が栄養失調状態だったと推定されるとする報告書を公表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響と考えられると分析した。

 2019年には世界人口の8・4%が栄養失調状態だったが、昨年は9・9%に上昇。地域別ではアフリカが2億8200万人と急増し、栄養失調状態の人の割合は他地域の2倍以上になったとしている。

 子どもへの影響も深刻で、5歳未満の子どものうち1億4900万人が発育阻害状態にあり、4500万人以上が痩せすぎなど身体衰弱状態にあるとした。