長崎市と福井県立恐竜博物館(勝山市)は12日、長崎市内で2017年に発掘した化石が国内最大級の鳥脚類恐竜のものと判明したと発表。白亜紀後期(約8100万年前)の草食恐竜ハドロサウルス上科の左肩甲骨で、全長約9メートルの個体と推定されるという。

 ハドロサウルス上科は二足歩行と四足歩行を併用し、白亜紀に生息した恐竜のグループ。博物館によると、化石は長さ90センチ、幅20センチ。長崎半島西側にある約8100万年前の地層「三ツ瀬層」で17年に共同発掘した。18年から修復や復元を始め、今年作業を終えた。

 国内では2カ所程度で同規模の個体の化石が見つかっていた。