大阪府立労働センター「エル・おおさか」(大阪市)の指定管理者は12日、「表現の不自由展かんさい」の会場利用を認めた大阪地裁の決定を不服として、大阪高裁に即時抗告した。代理人弁護士が明らかにした。

 関西の市民有志でつくる実行委員会は、予定通り16~18日に開催する方針。

 センター側は、抗議が相次ぎ安全確保が難しいとして6月25日に利用許可を取り消した。実行委側は違法と申し立て、地裁は今月9日、取り消し処分の執行を停止し、利用を認める決定をした。

 地裁決定に不服があるとしていた大阪府の吉村洋文知事は12日、「当然だと思う。高裁の判断を仰ぎたい」と話した。