菅義偉首相は12日午後、静岡県熱海市を訪れ、大規模土石流が発生した被災地を視察した。犠牲者に哀悼の意を表すとともに、行方不明者の捜索や復旧作業の状況を確認する。川勝平太知事や斉藤栄市長から被害の現状について説明を受ける見通し。

 加藤勝信官房長官は記者会見で「引き続き捜索活動に全力を挙げるとともに、被災者の生活やなりわいの再建にスピード感を持って対応していきたい」と述べた。

 土石流は、活発な梅雨前線による雨の影響で3日、熱海市伊豆山で発生。警察や消防、自衛隊などが行方不明者の捜索を続けている。政府は首相をトップとする非常災害対策本部を設置し、対応している。