全国知事会は11日、新型コロナ対策本部をオンラインで開き、国にワクチン不足の解消を求める緊急提言をまとめた。接種の予約停止やキャンセルで現場に混乱が生じているのが理由。知事からは、接種のスピードアップを迫ってきた国への不満や苦言が続出した。提言には、東京五輪での徹底した感染対策なども盛り込んだ。

 提言は、菅義偉首相が言及した10~11月の接種完了に向けて体制を整備しているのに、予約停止などが発生していると指摘。「はしごを外されて混乱していると厳しく認識すべきだ」と国を非難し、市区町村が必要とする量のワクチン供給や、今後の供給スケジュールの提示を要請した。