白鵬は初顔の翔猿の奇策に動じなかった。仕切り線から大きく離れて立ち合った小兵に対し、無理に組みにはいかずに突いて出る。攻防の後に両者が離れ、白鵬が棒立ちで構える場面も。最後は相手が出てきたところを組み止め、豪快な左上手投げで仕留めた。

 横綱はリモート取材に応じず、土俵下の伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士)は「落ち着いて、よく見て取っていた」と評価。6場所連続休場明けの場所で、8日目には自身の最多記録を更新する51度目のストレート給金が懸かる。