名古屋市中区の繁華街、栄地区にあるフィリピンパブなどの飲食店が10日、フィリピン人従業員らへの新型コロナワクチンの職場接種を始めた。米モデルナ製が順調に供給されれば、約千人が8月までに終えられる予定。

 フィリピンパブが多く集まる栄4丁目の46店舗が合同で計画。「名古屋日・比社交協会」を設立、6月に国へ申請した。

 6月下旬に届いたワクチンが300回分だけで、2回目以降の供給時期や量も一時見通しが立たなかったが、その後順調に届くようになった。山田信会長(63)は「運が良かった。街を元に戻したい、という共通の思いで、行政も協力してくれた」と胸をなで下ろす。