東京都を対象に4度目となる新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令決定後、初めての土曜日を迎えた10日、都内の観光地や繁華街では、終わりの見えない自粛生活に「ストレスがたまる」と嘆く声や、宣言の効果に懐疑的な声が聞かれた。宣言下で開かれる東京五輪には複雑な心境をのぞかせた。

 例年なら、朝から観光客でにぎわう東京・浅草。土産物店「オカダヤ」の店長菊地洋子さん(76)は「宣言は仕方ないが、観光客が減ると思うので痛手。常連客で何とか持ちこたえているが、まだまだ踏ん張らないといけない」と話した。

 宣言の期限は23日に開会式を迎える東京五輪期間を含めた来月22日まで。