静岡県熱海市伊豆山の大規模土石流は10日午前、発生から1週間となった。これまでに9人の死亡が確認され、うち7人の身元が判明した。依然20人の安否が分かっておらず、警察や消防、自衛隊などによる捜索が続いている。

 捜索はこの日も約1700人態勢。市消防幹部は「泥や高温多湿との闘いだ」と話した。小規模な土砂崩落で作業が一時中断するなど、難航している。

 土石流は3日午前10時半ごろ発生。逢初川に沿って住宅や建物を押し流し、約2キロ下の伊豆山港まで到達した。

 市によると、これまでに死者を除く26人が救出され、9日夜現在、計572人がホテルで避難生活を続けている。