菅義偉首相は1日、東京五輪・パラリンピックの観客について、新型コロナウイルス緊急事態宣言を再び発令した場合の対応に触れ「先般、無観客もあり得ると明言している」と述べた。まん延防止等重点措置を11日までの期限で適用している10都道府県のうち、東京など4都県は感染が拡大しており、重点措置期限の延長が有力だ。延長を前提に、五輪の観客上限を5千人に半減する案も政府内で浮上した。大会組織委員会などはチケット再抽選発表を6日から延期する検討を始めた。

 首相は官邸で記者団に来週中に重点措置に関して判断する意向を表明。観客の在り方は組織委などとの協議で決まると説明した。