奈良県橿原市の「おふさ観音」で恒例の風鈴まつりが1日、始まった。ガラス製の江戸風鈴を中心に、真ちゅうの小田原風鈴や南部鉄の風鈴など2500個以上が境内に涼しい音を響かせている。8月31日まで。

 寺によると、中国から伝わった風鈴の音には魔よけが期待されていたという。300円で願い事などが書ける風鈴の短冊には、コロナ禍の終息祈願が目立つ。

 まつりは参拝者に楽しんでもらおうと、副住職の密門裕範さん(54)が03年に始めた。「日本で一番『夏』を満喫できるお寺にしたい」と密門さん。堺市から妻と訪れた男性(69)は「透き通った音色は本当にいいですね」と笑顔だった。