広島市は1日、平和記念公園にある原爆供養塔に納められた原爆死没者の遺骨約7万人分のうち、名前が分かっていながら引き取り手のない無縁遺骨815人の氏名を記したポスターを、全国の自治体や被爆者団体に発送した。10月末までの掲示を要請し、情報提供を求める。

 市によると、ポスターは1985カ所に送り、市のホームページにも掲載。名前だけが書かれた死没者がほとんどだが、住所や被爆時の年齢などが載っている人もいる。

 ポスター掲示によって遺族が判明し、遺骨を届けることができたのは2017年が最後。20年度は、市への問い合わせが数件あった。